桜花賞
桜花賞ではスタートから先行する形でレースを進め
最後の直線でスパートをかけるとゴール前で
逃げるオウケンサクラを差して優勝を飾った。
勝ち時計1分33秒3は2005年のラインクラフトが持っていた
1分33秒5を0秒2更新する桜花賞レコードとなった。
優駿牝馬
優駿牝馬では大外8枠17番、
レース前に血統面での適性による距離不安などが
囁かれながらも1番人気に支持されての出走となった。
レースはニーマルオトメがレースを引っ張る形でアパパネは
中団のサンテミリオンのすぐ後ろで折り合いをつける形で追走し、
最後の直線で先に飛び出したサンテミリオンに
後方から迫ると2頭が並走する形になり1番手で
粘っていたアグネスワルツに2馬身差をつけ並んでゴール。
約15分間にも及ぶ長い写真判定の末、
JRA・GIおよび八大競走では史上初となる1着同着となった。
秋華賞
秋華賞では前走より体重をマイナス4キロと絞った。
レースでは最後の直線で伸びると追いかけるアニメイトバイオ、
アプリコットフィズを抑えて1着となりスティルインラブ以来、
7年ぶり史上3頭目の牝馬三冠馬となった。
父内国産馬の牝馬三冠馬は初である。
2歳時のGIも合わせて制覇している三冠馬は
牡馬を含めても本馬の他には1994年のナリタブライアンのみである。